ヒグマの出没について
情報発信元: 産業経済課 農林水産グループ
最終更新日:
近年、全道においてヒグマの被害や目撃情報が増えており、上川町においても例外ではありません。
ヒグマの被害に遭わないために一番大事なことは「ヒグマに出会わない」ことです。
山菜採りやレジャー等で山に入る方々はもちろん、これまでヒグマを身近な存在として認識していなかった方々も、ヒグマについての正しい知識を持つことが必要となっています。
ヒグマの被害に遭わないために一番大事なことは「ヒグマに出会わない」ことです。
山菜採りやレジャー等で山に入る方々はもちろん、これまでヒグマを身近な存在として認識していなかった方々も、ヒグマについての正しい知識を持つことが必要となっています。
ヒグマ出没マップ「ひぐまっぷ」
下記マップでは、上川町におけるヒグマの出没情報を随時掲載しております。
ヒグマの行動圏は、オスで数百平方キロメートル、メスで数十平方キロメートルと言われており広範囲に及びます。
そのため、印がない場所が出没しない、安全ではないことを認識いただき、付近を利用、通行される際は十分にご注意ください。
ヒグマの行動圏は、オスで数百平方キロメートル、メスで数十平方キロメートルと言われており広範囲に及びます。
そのため、印がない場所が出没しない、安全ではないことを認識いただき、付近を利用、通行される際は十分にご注意ください。
ヒグマに出会わないために
ヒグマは怖い存在ですが、むやみやたらに襲ってくるわけではありません。
ヒグマの被害に逢わないためには、まずは出会わないことです。
ヒグマの被害に逢わないためには、まずは出会わないことです。
音を出す
一般的に、ヒグマは人を避けて行動しています。
鈴、ホイッスル、ラジオなどで音を鳴らして、人が近づくことをヒグマに知らせます。
音の出るものがない場合も、手を叩いたり大きな声を出したりするだけでも効果があります。
鈴、ホイッスル、ラジオなどで音を鳴らして、人が近づくことをヒグマに知らせます。
音の出るものがない場合も、手を叩いたり大きな声を出したりするだけでも効果があります。
複数人で行動をする
複数人でのおしゃべりや物音があることで、一人のときよりもヒグマが気づきやすくなります。
もし攻撃された場合も、助けを呼べるので深刻な事故につながりづらいです。
もし攻撃された場合も、助けを呼べるので深刻な事故につながりづらいです。
周囲の様子に気を配る
周囲の音やにおいにも気を配り、動物の死体のにおい(血や腐った肉のにおい)や獣臭がしたり、藪の中からガサガサ音がしたりするときはすぐに引き返しましょう。
また、ヒグマの痕跡(フン・足跡、アリの巣の掘り返し、獣道 など)を見つけたら要注意です。
また、ヒグマの痕跡(フン・足跡、アリの巣の掘り返し、獣道 など)を見つけたら要注意です。
それでもヒグマに出会ってしまったら
万が一、ヒグマに出会ってしまった場合、びっくりし怖いと感じてしまいますが、まずは慌てず落ち着いて状況を判断してから行動しましょう。
絶対に、走って逃げてはいけません!
背中を向けて走って逃げると、ヒグマは本能的に追いかけてきてしまいます。また、大声を出したり、石を投げたりすることも、ヒグマを興奮させてしまうため危険です。まずは落ち着いて、ヒグマを見ながら、ゆっくりと後ずさりをしてその場から立ち去りましょう。このとき、リュックや服など持ち物をそっと置くとクマの気を引いて時間をかせげます。
子グマを見つけたら引き返す!
子グマに近づくと、母グマは子グマを守るために攻撃をしてくる可能性が非常に高いです。不用意に近づくのは大変危険ですので、子グマを見つけたら近づかず、速やかにその場を離れてください。また、運転中も同様に不用意に近づかず距離を取って様子をうかがい、ヒグマが道路から離れたことを確認してから通過しましょう。
クマ撃退スプレーを使用する!
トウガラシ成分入りのクマ撃退スプレーを噴射することで、ヒグマの攻撃から身を守ることができます。噴射距離は5メートルほどなので、使えるのはクマがごく近いとき襲われそうなときに限られます。
※ 持ち歩く際は、すぐに使用できるようザック等には入れず腰などに装着しておきましょう。
※ 持ち歩く際は、すぐに使用できるようザック等には入れず腰などに装着しておきましょう。
ヒグマを市街地に寄せ付けないために
ヒグマが、人が持ち込んだ食べ物や山に残されたごみを食べてしまうと、人につきまとったり、市街地に出没したりする可能性があります。危険なヒグマを生み出さないためにも、食べ物やごみは放置せず、必ず家に持ち帰るようにしましょう。
※ 生ごみだけでなく、空き缶やペットボトル、弁当の容器などもヒグマを誘引する要因となります。
※ ヒグマの嗅覚は非常に優れているため、土に埋めるだけでは掘り返されてしまいます。ごみは家に持ち帰りましょう。
上川町をはじめ北海道は元来ヒグマの生息地になっています。そのためヒグマを怖がったり、捕まえたり、危険な動物と考えるのではなく、「なぜ出てくるのか?」を今一度考えていただきたいと思います。
※ 生ごみだけでなく、空き缶やペットボトル、弁当の容器などもヒグマを誘引する要因となります。
※ ヒグマの嗅覚は非常に優れているため、土に埋めるだけでは掘り返されてしまいます。ごみは家に持ち帰りましょう。
上川町をはじめ北海道は元来ヒグマの生息地になっています。そのためヒグマを怖がったり、捕まえたり、危険な動物と考えるのではなく、「なぜ出てくるのか?」を今一度考えていただきたいと思います。
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産業経済課 農林水産グループ
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- 01658-2-4057
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- nourin@town.hokkaido-kamikawa.lg.jp